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【音叉点vol.1】2023.10.27 @下北沢DY CUBE 開催後記

2023年10月27日(金)下北沢DY CUBEでイベント『音叉点 vol.1』を企画しました。無事終了!来てくださった方、配信で見てくださった方、出演者のみなさま、会場のみなさま、応援してくださった方々、ありがとうございました!!

フライヤーは、会社の同僚でデザインチームの先輩に作ってもらいました。
意図汲み取ってくれて、嬉しい〜。

昨晩のことで、まだ情報量が多くて整理しきれていない〜。書きながら整理して、今は余韻だけ閉じ込めておこうと思うのです。

2年前(1年前だと思ってた、2年経っていた…)『PLAYPAL PARTY』というイベントを吉祥寺曼荼羅で開催してから久々の企画だったけど、今回はシンガーソングライター中心に4組出演、という構想が浮かんで全く別のイベントになりました。

自然と浮かんだ4組の組み合わせ。場所はオープン時からずっと「ここでいつか何かやりたい!」と思っていた下北沢DY CUBE。ブッキングは本当に難しいな、と思うけど、今回は出て欲しかった人たちとスケジュールと場所がばっちりハマって嬉しかった。そこにゲストが参加してくれたり、お誘いした編成とは別の編成で出てくれたり、嬉しい予想外もたくさんあって昨日の空気が出来上がっていた。やった!

参加してくれたみんなが持ち帰ってくれたものはそれぞれきっとあるかな、と思っていて、それぞれ大切に持っていてもらえたらいいな(機会あったら話してね、もう話してくれた人はありがとう)これは私の、個人的な備忘録です。

昨日は本当にすごかった。
34人のお客さんと7人の出演者、3人のスタッフ、会場の3人、そして自分がいた。(配信で見てくれていたお客さんも、各地にいた)

1クラスくらいの人数だけど、たった数時間にもかかわらず濃い初対面と再会の嵐!そんな場所で何が起こるかなんて、全然予想できない。

来てくれる人たちの顔が浮かんでいたり、なんとなく想像しているものですが、その想像をはるかに超える場所で色んな人同士の交流が生まれていたのがすっごく嬉しかった。一人で来ていた人も、ニコニコしていた。そういうのがとても嬉しい。

共演者同士も初対面が多くて、不安だったかもしれない。でも、出演を決めてくれた。嬉しかったです。そして当日、私が何を言うまでもなくお互いに感じ取って仲良くなっている場面をたくさん目撃できて、そうそう!それが嬉しいの!と思って眺めていた。これが噂に聞く、ブッキング冥利というものなのでしょうか……

出演者の他、関わってくださった方々
▼下北沢DY CUBE 
最初に相談に乗ってくれたタイキさん
途中から一緒に作ってくれたりっちゃんNEW店長
音響・照明のぴんくさん 受付 いずみさん
▼少年キッズボウイスタッフ
増沢さん、神山さん アコースティック編成のご提案、感謝でした!
▼フライヤー
デザインかなさん、ロゴデザインみのりさん
などなど special thanksです〜!!

私のイベントではお客さん同士も、何なら会場のスタッフとお客さんとかもブッキングしたいと強く思っている。だから来てくれる理由は、何でもいいんです。人が集まってくると、音楽のちょっとしたきっかけでバ〜ッと色んなことが広がっていくことが、ある!その仕掛けを、作っている。

音叉点(おんさてん)」とは「1.音楽と●●が交差するところ 2.チューニングされるきっかけ」を意味する言葉。ライブハウスでは日々沢山の音楽が鳴り、音と音が混ざり合い音色となるように、人と人が出会うことで新しい物語が始まっている。

Musicman連載『音叉点』より

私はもちろんライブハウスのブッカーではないし、イベントを作ることにおいてはプロではない。だけど、プロの皆さんが関わってくれて、お客さんが来てくれる以上、私はその日だけはイベントを作るプロでなくてはいけないわけで。

そんな自分が作りたいイベントは、言語化するとどんなイベントだろう?と考えている。続けるために考えてる!

音楽、そんなに詳しくない。好きだけど…… でも、人のことはめっちゃ好き、というか、人が何に興味を持っているのか、ということにめちゃくちゃ興味がある。

だからライブを見たり音楽を聴いたりする中で、「このアーティストは何が好きなんだろう」とか「何を考えてるんだろう」と考えることがとても好きで、そうすると自然と「あの人とあの人、同じこと考えてるかもしれないなぁ」とか「あの人とあの人、趣味合いそうだなぁ」と思ったりしている。
(La.mamaの河野さんから学んで自分にも内在化していったことかもしれない)

それは日常でも同じで、友達と話している時に「あ、この子私の友達のあの子とも仲良くなりそうだなー」とか思ってる。から遊びでも友達同士が会う機会を作ったりなどしている。

それを真面目にやって記事にしているのが『音叉点』というMusicmanの連載で、毎回出てくださっている渋谷La.mamaの河野さんと話したら面白そうな人たちをゲストに呼んでいます。

コロナ禍、ライブハウスでイベントができない中で始まった「ライブハウスで起こっていることをWebの記事上でやれないか?」の挑戦で始まった連載。遠回りしたけど、それが結果イベントとして戻ってきたのは必然だったな、と今日になって思いました。

だからイベントのブッキングも、音叉点のゲストのブッキングと近い感覚でできた気がしていて、そして出てくれた方々も、音叉点がなかったらお誘いすることがなかった人たち。福岡さんがイベントの情報をチェックしていたと言ってくださったこと、嬉しかった!

自分が普段よく思うことの一つで、「最高のエンタメの一つは、人との出会い!」ということがあります。自分自身が一番ワクワクすることの一つが、気が合う!とか、素敵だな!と思う人たちと出会えたり、再会したりした時なんだよね、あとは、これまで出会ったことがない価値観を持った人に出会った時。

自分が心から好きだ!って思える音楽とか映画とか絵とか言葉に出会えた時ももちろんワクワクするんだけど、よりワクワクのハードルが低くて頻度も高いのは人との出会いで。なぜなら人が持っている情報量ってすごく多くて、会話から広がる世界ってどうやっても自分の中からは広がらなかったことだから、自分の予想外が詰まっていて、可能性!予想外は、楽しい。歳をとると予想外は意識的に作っていかないと、減っていくから、たくさん作っていきたい。

だから「楽しもう」という熱量を持って会場に来てくれたり配信を見てくれた人たちが出会うと、予想外✖️予想外で無限大〜!の日になるんだね。昨日はそんな日でした。最高だった!!

アーカイブ2週間あります、会場に来てくれて配信も買いました!と連絡くれた人とか、2回目見る!って言ってくれた人もいて嬉しい。素敵な時間だった、何度でも楽しもう〜

vol.1と付けたのは、間髪入れずにvol.2をやるぞ!という自戒‥ 石川さんがMCで言っていた、続けているバンドがかっこいいという話。分かる…!自分も小さくても、続けることをやっていきたい。そうやって作っていた記事が、昨日に繋がったから。気軽に、気楽に、でも真剣に!やります!また各々のタイミングで遊びに来てね。


ステージについての感想は、今は、書かない!まだ感情のドリップ中です。大切すぎて… でも配信見返しながら、書くかも。書かないかも。ただただ本当に、本当にありがとうございました!大好きです!!


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