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脳梗塞になりました/9日本へ

そんなこんなしながらも兼ねてからの予定通り、日本に向かったのでありました。2022年4月5日。
予約をしたのは10月、その後、もともとの予約便が飛ばなくなり、何度か変更し、フランクフルト一泊で行くこととなったのでありました。コロナでずっと行けなかったのでこれをキャンセルという選択肢はありませんでした。なので病院に行く旅にも飛行機乗ってもいいか確認もしたのでありました。
とりあえず話せるし歩けるので、大丈夫。
でもまだフラフラっとすることがあるので杖は必要だし長い距離を歩くのは難しい。ということで空港で車椅子を使わせてもらうサービスをお願いしました。
各航空会社で予約の確認のページからお願いできると思います。全く歩けない人、少しは歩けるけど階段を登れない人、歩けるけど長い距離は無理な人など、それぞれに合ったサポートをしてくれます。私は長い距離は無理ということで、空港での車椅子のサポートでした。
スペインの地方空港でのチェックイン後には車椅子ですぐに搭乗口まで、普通のお客さんとは別のルートで連れて行ってくれました。手荷物検査に並ぶこともなく快適ですが、免税店の前も通らず、言えば連れていってくれたのかもですが、日本人的小心さでそれも言えず、すごく早い時間から搭乗口で待つことになりました。
ミュンヘン空港で乗り換えてフランクフルトに向かったのですが、降機したところにそれらしい人が見当たらず、問い合わせてきてもらいました。フランクフルトでは空港至近のホテルを予約していたのですが、なんとホテルまで車椅子で連れていってもらえて、翌朝も迎えにきてもらえたのは助かりました。ホテルが大きくフロントから部屋までの方が空港空よりも遠いくらいだったのは誤算でしたが、これも事前に伝えておくべきだったかもしれません。羽田到着後も車椅子で迎えがきていて良かったのですが、途中で故障車だったということがわかり、代わりの車が来るまでちょっと待つことになってしまいました。でもお姉さんも親切で、ずっとサポートしてくれるのはありがたかったです。
こういったサービス、怪我や病気の人だけでなく高齢者で長い距離を歩くのは大変、という人も利用可能だと思います。フランクフルト空港もかなり大きな空港だったので乗り換え、自分で歩いてはかなりきつかっただろうと思います。
なお、杖の持ち込みも問題ありませんでした。私が使っている杖はトレッキングポールだったので本来は先がとんがっているのですがゴムのカバーを二重につけていたので問題なかったようです。また機内では畳んでしまっておきました。機内の通路は狭いのでつかまって移動するのも楽です。また食事は低塩食をリクエストしました。

羽田空港、バス停の前に咲いていた桜!

なお、6月にはスペインに戻り、10月から11月までまた日本に行きました。この時はもうだいぶ歩けるようになっていたので、車椅子サービスは使わずでした。食事は低塩食をリクエストしました。

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