そもそもnoteについて

折角noteに落書きをしているのだから、このサイトにはどんな類の記事があるのか見てやろうと、虫眼鏡のアイコンを押した。どうせならネオリベ冷笑に塗れた記事が読んでみたい。noteは向上心のある人間が群生しているサイトだから、ホリエモンの本を受け売りしているワナビーズが喚いてるもんだろうと、「自己啓発」と打ってみた。子育て術、仕事の見つけ方、記事紹介、等穏便なものでガックシ来た。

ワナビーズがバッジにしそうな単語…
「起業」と打つ。私が起業した理由、起業家が生まれやすい社会について等大概にもエッセイみたいだ。此処で「note大学」と見えた。尖ってそうだので押してみる。

中身は、noteのサークル機能で、アテネの学堂を模したようなものをしている、其の大学の「部活」として現在行ってる活動の紹介だった。こういった方向じゃないのだ、内心に他人を見下しているようなものだと「大学生」と足す。

毒気のない自己紹介記事が出てきた。強いて言うなれば商魂逞しい位か。

ワナビーズが言いそうな「自己責任」と打つと、ただのブログに近いものが多く出てきた。遂に私が見てみたいものは現れなかった。

斯うして見てみると、私こそ他人を見下ろそうとしているものだ。noteを勝手に意識高い系のサイトだと決めつけていたことは悪いことであった。又、実際に自分を売り込んでいるnoteユーザーの全てが盲目的な人間だと決めつけてしまって申し訳なかった。

斯う云ったラベリングは、我々の悪意が芽生えるよりもより速い反射的に行っているのではないか。例えば、若者はワクチンを打ちたがらないだとか、高齢者は傲慢にマスクを外したがるだとか。ラベリングに気づいたら、それを素早く取って見せて、各々個人を見つめねばならない。

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