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寒さをしのぐミニマル

いやぁ、寒い。
こう寒くなると、身体を温める食べ物や飲み物恋しくなるものだ。
物を持たないで生活していると、料理をしないために、暖かい食べ物を口にすることが難しくなる。
「火は使えなくても電子レンジで温めるくらいでいいじゃない?」
と思うだろうか?
僕は極端に家具も道具も無い生活をしているので、家具家電はもちろん。お皿とかお箸やスプーンやフォークという、誰もが持っていそうな小さい道具ですら無いのだ。

つまり、アルミの簡易的な鍋などで売られているうどんや蕎麦とか、レンジで温めるとスープが溶け出して飲めるタイプの“スープ系食品”(コレって最初食べた時はびっくりした!スープが湧き出てくるんだもの!)は全て買えないということになる。(とは言っても、火は使えるっちゃ使えるので、いざとなればアルミ簡易鍋系の食品は食べられる。“わざわざ買って食べようとしていない”だけなのである)


で、話を少し戻すと、“身体を暖かく保つ道具”が欲しくなるという話だ。

僕がとりあえずやるのは、100円ショップなどで買えるレッグウォーマーやネックウォーマー、手袋…という安価な小物で暖をとる。基本的にいつも短めな靴下を着用しているのだが、寒い季節になって部屋にいるときは、長い靴下を履いて過ごす。

こういった安価な物で温まろうとしても、やはりそれなりに値段のするものに比べれば性能は劣るんじゃないか?と思われるかもしれないが、これが意外にも、手首や足首を冷やさないだけで、ずいぶんと快適に暮らせる。
ただ、かわいいとかカッコいいを求めるのであれば、100円ショップのやつじゃなくて、ちゃんとデザインされたものを、高くてもいいのでそっちを買った方がいい。

安っぽい物を身につけて暖かくしているのは、見る側として寂しく切ない気持ちにさせてしまう場合がある。女の子がよく身につけている“ふわふわしててかわいくてあったかそう”なものを見ると、こっちも暖かい気持ちになる。そういうのがファッションとしては良いのだ。ミニマルな生活をして、物が少ないからとか、何でもかんでも買わないようにしているからという理由で、かわいいとかカッコいいも手放すのは、周りに良い影響が無いでしょ。というのが僕の考えているミニマル生活である。

だから。
物持ちを良くするために、家では機能重視なものを使って、お出かけしたり家に誰かを招いたりする際にだけ“いいやつ”を使うのだ。(誰か呼ぶ広さなんて無いけど、広い家のミニマルさんだってもちろんいるから)機能重視なものはヨレヨレになっても十分暖かい。汚くなるようであればまた買った方が良いのだが、そうなってしまうまではずいぶんとお世話になる。


もっともっと寒くなれば、安いフリースの上着だったり、内側が暖かい素材でできているズボンを買う。
それに、家に給湯器があるのが助かっている。一応口にしてもゴクゴク飲めない程の熱いお湯が出てくるので、お茶を入れたりカップ麺などであれば難なく作れてしまう。
火は使わないようにしているが、家に備え付けてあるシステムを使えば、寒さは意外にも簡単にしのげるのである。

“家の中の快適とは何か?”を考えるのも、ミニマリストの仕事ではないのだろうか?
(僕は自分がミニマリストだと思ったことはないのだけど…)

という話でした。


ストレスの無い生活の真髄を考えよう、これからの僕は。

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