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秋の徒然

随分と涼しくなって過ごしやすく
夏の暑さを恋しく思うような夜長
会いたい人にはいつも会えない
どこからかきこえる足音を
はっとして耳で追いかけるけど
思い描く人のものではないのね

泣きたくなる時間は苦手
いつも自分が孤独だと再確認させられるから
明るい陽の下でなら
濡れた頬も乾くのよ

けれど誰にも知られずに
おもうさま涙を流すのは
いつも星の下


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