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猫のどこが好き?

猫。

それはモフモフとツンデレと冷たい鼻先とかわゆいお手々から成り立つ生き物だ。

スマホをいじりだすと邪魔をして
寝転がるとお腹にのってきて
椅子に座ると膝に登ってくるのだ

暑い夏の日でもちょこんと側にやってきて
汗ばんだ私の肌に毛をびっしりつけてゆき
下ろし立ての黒いジーパンに遠慮なく爪を立て
はやりのシフォンスカートにじゃれて糸をほつれさせる

こちらが触ろうとすると逃げて行き
頼む、今は集中させてくれ!という時に寄ってくる

なかなかやっかいな性格の子たちだ

これが同じ人間ならば怒りを露にするところだが
なぜかにゃんこだとそうはいかない


でろでろに甘やかして甘やかされてしまうのだ

飼っている、というはずの図式だが
飼わされているような気もする


可愛がっている、というよりは

可愛がらせて頂いているというほうがぴったりくる


どうやっても猫さまには敵わない、ということだ。


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