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起業、諸行無常の響きありすぎ

みなさんこんにちは。
中村です。

約半年ぶりの更新となってしまいました。
記事を楽しみにされていた方すみません。
ようやく色んな事が落ち着いたので記事を書くモチベーションになったのですが、
久しぶりにnote開いたらこのアカウントが6,000PVくらいあったので割と驚いております。

最近この記事のおかげもあってか、仕事面での協業オファーや外部からの取材依頼も増えてまいりました。大変ありがたいです。

先日、昨年に続きとある都立高校にてガンの講演会をしてきました。
前回の経験があったので「時間の配分や生徒の反応見ながら喋るスキルなんとなく上がったな」という実感を持ちつつ、限られた時間で多くの事を伝えられたかなと思います。

会社を立ち上げてからのこの約1年、友人や仕事関連以外の人と会って話すと、
「事業うまくいってるん?」とか「会社立ち上げたんだってね」的な事業や起業関連の話のことばかりで、あまり、というか全然、ガンについて聞いてくる人がいないなということを感じてるんですが、
みんなホントは聞きたいけど聞きづらいのか、あるいは興味関心がなく会話のネタとしてそもそも頭にないのか等色んな理由があるとは思うものの、
ガンガン(癌だけに)そのあたり聞いてもらって差支えございませんのでよろしくお願いします。

ぼくみたいにこのガンの経験やそれに付随する価値観を発信したい人は一定数いるように思うので、何かそういう発信の場とかプラットフォームがあればまたそれも面白いんじゃないかなあと思いもしてるんですが既にあったりするんですかね。
ご存知の方いたら教えていただきたいです。

ちなみに体はコロナや扁桃炎に罹った以外は元気百倍です。

リシュブルーという会社を立ち上げて、(あんまり)無事(ではなかったですが)二期目を先月迎えることができました。

98%くらいはしんどいことばかりでしたが、多くの人や企業に助けていただいたなと感じております。
イメージベースでしかなかったモノが商品化されたり、その商品が海外展開ができたり、酒蔵の事業再生やDX化の事業が生まれたり、
創業一年前後にもかかわらず金融機関からプロパー融資が受けられたり、投資家から資金調達できたりと、
一人では間違いなく何も生み出せなかった&できなかったことを周囲に頼りまくってここまでこれたかなと思っております。


働いてくれているメンバーも5~6人と人数こそ変わりはありませんが、入れ替わりがあったり、
会社も最初は業務の発注先やそもそもマネタイズ自体すら右も左も分からずしていたのが、
今では会社法上での大会社と新事業立ち上げの話をしたりと、
なんだかたった一年で色んな事が変わったなと実感をしております。


サラッと変化に関することを書きましたが、
事業・会社・人の感情や考え、また行動は移ろいやすいものだということをこの一年で多く肌で感じました。

これまでは自分が組織に属する側、それもまた割と大きな組織だったので、
会社の売上増減や他の人の転職等なにかしら会社にとってはインパクトある動きがあったとしても、
それによって自分の業務がさして変わるわけではないし給料も増えたり減ったりするわけではないゆえ、ぶっちゃけ正直そんなに組織や周囲の動向に大きな関心があったわけではありませんでした。

しかし自分が会社をやっていく立場になるとそうもいかなくなるので、そういったことに目を向けて何かしらアクションを起こす必要が生じてくるのですが、
目を向けるようになると想像以上に会社や事業、そして人の感情や考えは変化をしており、更にはそれらがリンクしていることに何となく気づくようになりました。

個人における感情や考えの変化はポジティブであろうとネガティブであろうと、恐らくそれが人たらしめるというかその人らしさを体現する一部になると思うのですが、
それが会社もしくは事業内におけるシーンで生じたとき、(特に我々みたいな小さな会社では)ダイレクトに会社へのインパクトが発生して会社も変化が起こり得るし、
逆に会社のこれからの方向性や計画等においてポジティブあるいはネガティブな変化があったとき、人の感情や考えも変わっていくのだという考えに至りました。

何を当たり前のこと言っているんだ、
と感じるかもしれませんが、これまで変化における当事者は自分しかいなかったのが多くの事において当事者となったことで、
世の中は常に変化を続けていることを実感ができている、というようなお話しでした。

二期目も祇園精舎の鐘の声を聴きまくれるよう、頑張っていきたいと思います。

ではまた次回!!!

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