見出し画像

広報以外の職種の方に伝えたい、「広報」の大事なこと

こんにちは、レバレジーズ株式会社広報部の絹本(きぬきぬ)です。

【#PRLT(Lightning Text) Advent Calendar 2020】第18日目(12月18日分)にエントリーしています。私のテーマは「広報以外の職種の方に伝えたい、広報の大事なこと」です。

■まずはじめに、自己紹介

レバレジーズ株式会社広報部の きぬもと と申します。

広報歴は約3年ほど、広報の前はフリーターや第二新卒の方の就職支援サービス「ハタラクティブ」で、キャリアアドバイザーとして営業をしていました。

広報になったのは入社して半年後、部長から「来月から広報やってほしい」という突然のお声がけで、キャリアチェンジ。

そもそも広報ってなに(?)」状態で異動しましたが、新しいことへのチャレンジや、職域が広がるチャンスだと快く思い引き受けました。(レバレジーズのいいとこですね。)

部長から声をかけてもらってなかったら「広報」という天職に出会えて
いなかったんだろうな。と思ってます。感謝です。

■なぜ今回このテーマにしたか


まずはじめに、今回私がなぜこのテーマにしたかをお話します。「広報」は、他のどの職種よりも理解されにくい職種で有名です。広報担当者永遠の悩みも昔からなかなか変わらず。

「経営層や他職種の社員に広報をなかなか理解してもらえない…」
「協力をなかなか得られない…」
「評価指標ってどうすればいいの…」etc

今回のアドベントカレンダーを通して、「広報についての理解を他職種の方に少しでも深めていただきたい/知ってほしい」という思いでテーマ設定しました。それでは紹介していきます。

1.広報は「地道な種まき活動」が大事である
→はじめは「行動量」を指標に置くことが多いです。


広報は「投資的要素」が大半を占めます。これは、会社の将来に向けて、地道に種まき活動をしていくことです。そのため、結果もすぐに出るものではなく、評価が難しいのも現実。広報はじめたては「地道な種まき活動」部分を認知・評価してあげることが大事になってきます。

とくに、広報はじめたては「行動量」で評価することが基本となってきますので、はじめから「メディア掲載数」などの指標で設定しまうと、「目標達成できてないじゃん」と、ただ広報担当者が詰められ、モチベーションが下がってしまうだけなので、あまりおすすめしません。(冒頭でも述べたように種まき活動ありきの広報だからです)

ここでは、広報なりたての指標の置き方を一部ご紹介します。
広報ってはじめは、こんな指標/目標追ってるんだな」や「こんな目標設定をすればいいのか」くらいに思ってもらえれば幸いです。

1.プレスリリースの配信数を指標に
はじめは「プレスリリースの配信数(月に○本プレスリリースを配信する)」を指標に置くことおすすめします。ユーザーに認知してもらう以前に、まずはメディア側へ自社やサービスを認知してもらうことが最重要任務になるからです。

広報業務に励んでいても、外に情報を出していかなければ届きません。広報の第1ステップとして、外への情報発信を「継続的」に行うことが大切になってきます。その手段のひとつが「プレスリリース」です。

ex)レバレジーズで考えると・・・
レバレジーズは定期的に人材系の情報(プレスリリース)を出してる。人材系についてはレバレジーズに聞こう」といった、「人材系・ITの企業=レバレジーズ」などの意識を、メディア側に付けていきましょう。

まずは、プレスリリース等で継続的に外に情報を発信し続け、
メディアに「この企業はどんなことをしているのか」を、認知してもらうことが大事です
2.メディアや他社広報担当者との繋がりを指標に
広報担当者に着任したて(特に未経験者)は、メディア関係者や他社の広報担当者との繋がりが「0」状態からはじまります。

今月は○人の記者に会う」「○回広報セミナーに参加する」「○人の広報担当者となかよくなる」などの、行動量を指標に置くことで、知識も体系的にインプットできるほか、記者や他社の広報担当者とのリレーションも徐々に増えていきます。広報は人脈形成が非常に重要になるため、広報はじめたては特に、繋がりを増やしておくと将来的に広報もしやすくなります。


いまあげた、2つの行動指標は一見、広報担当者以外の方からすれば
広報ってこんなのが目標なの…?」「簡単じゃん…」etcと思う方も多いと思いますが、実はすごく労力のかかる、広報の大事な仕事のひとつであること、みなさんに知っておいていただきたいです。

2.「社員全員広報」という意識を持つことが重要
→広報担当者以外も積極的に情報発信をしましょう。


次に、「社員全員広報」のお話をします。広報は「広報担当者の役割」だと思われてしまいがち。でもそれは間違っていて、「社員全員が広報担当者である」という意識を持たないといけません。広報活動がうまい企業に共通する点は、代表や広報担当者以外にも、社員が積極的にSNSやnoteなどを駆使して、あたりまえに情報発信を行っていることです。

メディア側も昨今では、SNS等で情報収集している方も多くなっているので、DM等で取材依頼が来ることも多々あります。

会社の新しい情報」や「メディア掲載されたとき」、「自分のノウハウアウトプット」…など、情報発信の幅は広く存在します。既にやって頂いてる方は本当にありがとございます。

これに関して広報担当者にいえること
広報担当着任したては、自社や業界のことを知ることや学ぶことはもちろんのこと、社内の広報理解意識を高める活動を疎かにしないこと。社員全員がそのようなマインドを持てるような仕組作りを、早い段階で広報担当者が作れるとベストです。

■おわりに


広報はただでさえ孤独な職種なのにも関わらず、投資要素も多ければ結果もすぐ出ないので、社内でもなかなかしんどい立場を強いられてしまい、最悪の場合退職に陥ってしまう可能性もあります。(そういう広報担当者を何人も見てきました。)このような状態のときに、社員の方のさりげない声掛けやフォローはすごくありがたいですし、すごく心強いです。

また、投資に対する認知が少ない企業で広報をやる場合、社員から「広報って必要?」…etcという目で見られがちなこと、経営陣の方々は知っておいてほしいです。mm

まだまだお話したいことはありますが、こちらで〆させていただきます。

疑問点、意見、要望などありましたらお気軽にTwitterにご連絡ください。
Twitterでも広報について、いろいろ呟いてますのでお気軽にフォローお待ちしてます。

みなさま。ハッピーメリークリスマス。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?