そういえばいつの頃からか誰にもしなくなった話
時間ができたら本来の目的通りnoteを更新しようと思いつつ、番外編ばかり
物凄く個人的な話です…特にオチもありません
6年前くらいでしょうか、30歳を過ぎそれまで夢中で取り組んでいた仕事を辞め
異業種へ挑戦する決心をしました。
水が合っていたような気がする東京から、東北地方へ移動する事になりました。
親戚も友人もいない縁のない土地でしたが、
転勤族の親の元に生まれ、引越しばかりでしたので、
知らない土地だー、楽しみーくらいに思っていました。
ここから、どう表現したら良いのか難しいのですが、
職場のノリも価値観も以前とは真逆、それはもちろん分かっていて覚悟していましたが、
頑張ろうと思っても自身の存在がないような
前に進む為頑張るというよりは、ひたすら耐える。
働く事は好きだったので、その環境がなくなったのは辛いことでした。絶望にも近かったのだと思います。
まあ仕方ないか、とは思っても
うーんどうしたものかと考えて
意地悪な人がいたわけでもなく、
それが当たり前の環境にずっといる人達の中に
感覚の違う私が入ったわけで、
誰も悪くない仕方のない事でした。
そういう時期もあるさね、あったしね、と思うものの
何年も同じ状況が続き、低調でいる事が当たり前になりいつの間にかアクティブで好奇心のかたまりだった自分は消えていきました。私って誰だっけ？くらいに。
外へ出て人と会うこともせず、そもそも誰とも会いたくなく、
東京の友人と話していても、何年も楽しい話ができない自分が嫌になってすっかり疎遠になりました。
そんな中、ずっと続いた事があります。
塩竈神社へ行くこと
東北へ来て初めて住んだ場所からわりと近く、
初めて訪れた時に澄んだ空気にとても感動したのを覚えています。
おおらかな雰囲気も大好きになり、ちょくちょく訪れるようになりました。
それは今も続いています
なんだか無意識に近い感じで
あまりに辛くなった時、神社でそれはダメだろうと分かってはいましたが、愚痴を言いに行きました。
「頑張ったけどこうで…文句はないんですけど…
さすがにやりすぎだったなとは思いませんか？
私ももうさすがにしんどいです
やりすぎだと思うんだよな…実はちょっと思ってませんか？」と
言い終わるのに被せて、
拝殿の奥から「ぷっ！」と笑いが吹き出したように私には聞こえまして、
ウケた！と謎の満足感を得て、固まった心も軽くなり帰宅しました。
おみくじも大吉で、非常に気遣われている内容でした。
大丈夫大丈夫、ちゃんと見てるから、と。
その他にも塩竈の神様のお陰ですよ、という御神籤を引いた翌日
職場で助けてくれる方が塩竈神社の宮司さんの姪と子供の頃からお世話になってるんだという2人である事が判明したり、おお！本当に守られてた！と思う事が何度もありました。
そんなお陰を頂きながらも、低空飛行を続ける私でしたがまた先日面白い事を知りました。
松尾芭蕉でお馴染みの松島（塩竈の隣の街で同じ文化圏）に伊達政宗にスカウトされて瀬戸内海から村上水軍が来ていたそうです。今も遊覧船はその子孫が経営しているそうです。
そして私の先祖も村上水軍。
縁のない土地だと思っていたけど違ったようです。
ずっと昔から塩竈神社の神様にはお世話になっていたのかもしれません。
その事実に驚いていた矢先、
とある方から塩竈神社にヒラメを2尾奉納するとと良いと連絡をいただきまして
それはそれはとヒラメ探しを始めました。
魚を奉納って一体どうしたら良いのかと、途方に暮れていた時、ある事を思い出しました。
以前神社の動画を作りsnsに載せた時だったと思うのですが、それがきっかけで塩釜仲卸市場の水上商店さんにフォローしていただいていたのです。
マグロ専門店なのにヒラメについて聞いても良いものかと思いながらも、思い切って尋ねるとびっくりするほど親切に教えていただきました。
なんて優しい人がいるのだろうと感動し、
本日市場へ伺いました。
するとなんとまあ！
あなたはそこでうちのサクラしててと私を残し、ヒラメを探しに行ってくれたのです。
その他にもあれやこれやと全部！助けていただいて
無事に立派なヒラメを奉納する事ができました。
このご利益は水上商店さんへ行くでしょうね。
本当にありがとうございました。
マグロも超美味しかったです！
溶けて一瞬でなくなりました。本当一瞬。
もっと買ってくれば良かったと後悔してます。
次回はマグロパーティーです。
なんとなく、好きだなぁという感覚からの
今日までの様々なご縁、優しさに感謝です。
鹽竈神社の神様、いつもありがとうございます。
この世は結構不思議ですね。思っているよりも。
どこに目を向けるか、気づけるかによって
大きく変わって行きますね。
色々反省しながら、頑張らないとな！
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