10/4 中殺された十大主星の構造的理解 ③鳳閣星
一昨日の続きです。
昨日は、中殺された十大主星の陰転 陽転について、
命式・後天運から判断できるかどうかの考え方についてご説明しましたが、
これは、そもそもの宿命中殺の構造と、
その構造を前提に、中殺された壮大なエネルギーが発揮されるための条件を、
命式・後天運に求める、ということなので、
考え方としてはそれほど難しいことではありません。
但し、この考え方を学ぶと、
陽転のしにくさ、陰転に向かいやすい傾向というのも、
ある程度、瞬時に分かってしまうのが多少、怖さのあるところで、
実際、それを気にされる方が少なからずおられます。
けれど、昨日も書きましたが、
構造が分かっていれば、その構造を前提に対処する、ということが可能で、
例えば、東方における散法などは、両親で消化する前提で説明しましたが、
両親で消化せずとも、自ら社会・世間にぶつかっていくことで消化することもできるわけで、
構造を前提に、自分にとって最も望ましい形の消化を考える、
その考えを前提に、宿命中殺を消化していく、
…というのが算命学を学び活かす醍醐味であろうと思います。
さて、早速ですが、 鳳閣星が中殺される場合です。
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