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11/11風水論 寅卯天中殺の難しさ、位相法変化・後天運により大きく宿命を逸れる命式 ※閲覧注意

本日でひとまず風水論の最後です。

最後の今日は、寅卯天中殺をベースに、
一見宿命を消化しやすいように見えて、
位相法変化の他、そもそもの命式や星図の要素の影響により、宿命消化の道筋から外れていった先に、若くして他界された方の命式を挙げます。

なお、よく、
「宿命から逸れる」ことにより他界される事例や、
「短命につながる要素」があって短命になった方の事例をご紹介していますが、
そういう事例と同じ要素を持つ人のすべてが他界される、短命になるとは限りません。

宿命から逸れて他界される方、
短命につながる要素があって本当に短命になる方というのは、
基本的に「相当の活躍をしている方」であって、
人にそれほど知られていない、他人に対する影響度もそれほどないような人の場合は、
それほど神経質にならなくても良いように思います。

「大して活躍していない人は安心しても大丈夫」
…とはいかにも皮肉な印象を与えそうですが、

「大きな活躍」というのは、
大きな影響力を持つ、
極端に注目される…ということなのですけれど、

こうしたことは、命式が偏っている先に起こりやすいものだということを認識していれば、

「大して活躍していない方」
=大きな影響力もなく、注目もされないような方
…というのは、本人にその意図はなくとも、
実は期せずして「中庸の道」を歩んでおり、

人によっては「中途半端でパッとしない」などと誹(そし)られるかもしれませんが、
命の長さという意味では、永らえる、ということが出来やすくなるわけで、

その仕組みを眺めれば、
これも一つの「人生万事塞翁が馬」といえるだろうと思います。

一方で、「偏った命式の在り方」というのがどんなものかを一言で言えば
「振り切って生きる」ということの先に、
大いに目立ち存在感を発揮して活躍する…ということですが、

「振り切る」ということは、
自分を抑えない、リスク許容度を勘案せずやりきる、
…ということでもあるので、
そうした生き方は当然に、短命につながりやすくなるわけです。

守護神法においては、
偏りを是正する要素=振り切り度合いを抑制する要素=守護神
偏りを助長する要素=振り切り度合いを増す要素=忌神
…であり、

ある意味では、
スピードを失速させる要素をもって守護神、
スピードを増す要素をもって忌神
…ということにもなるのですが、

こうしてみてくると、
「くっきりと生きる、スピードを増す」
…という、一見華々しく見える要素がなぜ「忌神」なのか、
その理由がよく分かるだろうと思います。

さて、そういう前提を踏まえて、
寅卯天中殺の命式、
それも、一見「消化しやすそう」に見えて、
位相法変化と星図・命式の要素により、大きく宿命を逸れていく命式についての説明です。

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