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7/22 陰道占技第二番 三柱納音の宿命

陰道占技の続きです。

いうまでもありませんが、
陰道占技は、陰占をもって宿命を捉えていく占技なので、
陽占の星図は登場しません。

これはつまり、
陰道占技というのは本人の気持ちとはまるで関係なく、
陰占という人生の鋳型をもってその人物の有形の人生のカタチを捉えるものであり、

想定法なので、
陰道占技において示される人生のカタチを有形の世界で消化していれば、
=他人から見えるその人物の人生行程が陰道占技に示される通りであれば、

その人物は穏当な人生を歩んでいる、という判断となり、
そうでない場合には、本来の宿命とはちがう道を歩んでいることの先に、
悩みや葛藤、苦しみが多い、というふうに考えることができます。

よって、この陰道占技に当てはまるような命式の方に出会い、
その方に助けを求められたなら、
そのカタチを人生の中でつくるように促して差し上げると良いです。

なお、「助けを求められたなら」というのが大切な点で、
算命学を学んでいると、いろいろと分かること、気づくこと、というのはあるのですが、
差し出がましく他人の人生に口を出す、というのは避けるべきと考えます。

というのも、
悩みがある、ということと、
他人の言葉を受け入れられる、ということはまた別のことであり、
本人に準備が出来ていない段階、
本人が助けを求めていない段階でその人生に口を出すことは、

他人の人生へ無責任に介入することに等しく、
占者の側にも良くない因を造ることになるからです。

とりわけ、陰道占技は、一般的に「苦しい」ということにつながるものも多く、
これを知った先において賢しげに「これは苦しいんですよ」などと軽々しく伝えるようなことは、
極めて重大な精神的負担を相手に与える暴力にもなりかねないわけで、

この点については、重ねて注意喚起をさせていただきます。

さて、本日は、陰道占技想定法の第二番です。

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