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2/28 命式を総合的・網羅的に捉える見方⑱ 運型は「考える星」の在り処で才能を捉える

本日は、運型について説明します。

「運型」というのは「才能運型」のことで、
北天運、西天運、東天運、南天運のあの運の方のことです。

才能運型では、
思考の傾向と行動の傾向を捉えて、活躍することができる世界を導き出すことができます。

昨日は、十大主星の読み取りにあたり、
「器」=十大主星をつくる十干の理解と活用、陰占の理解と活用が大事である、
…というお話を書きましたが、

実は、人体星図から読み取る運型の理解にあたっても、
陰占の理解が重要です。

というのも、この運型もまた、陰占と深くつながっており、
「陰占とのつながり」を理解することが、
この運型が腹に落ちて理解できることにつながっているからです。

本日は、それを含めて、運型についてご説明します。

さて、各運型は以下のように定義づけられます。

北天運は、タテ線の世界とヨコ線の世界の両方に精神星がある
西天運は、タテ線の世界にのみ精神星がある
東天運は、ヨコ線の世界にのみ精神星がある
南天運は、精神星がどこにもない、

…この説明は、たいへんに分かりやすく、簡単に覚えられるので、
仕組みや構造を理解することなく、
「タテ線とヨコ線の世界に精神星があるから北天運」とか、
「精神星がないから南天運」とか、
…そんなふうに、この運型を機械的に覚えて使っている方も多いのですが、

陰占とのかかわりや、陽占の星の理解などによる、
仕組みや構造の理解が進むとこの 「才能運型」 が、

いかに揺るぎなく、侵しがたいものを表しているかを理解することが出来、
その理解ができると、腹を据えてこの運型に則った生き方をする覚悟が決まり
揺るぎなく生きていくことができるようになります。

少し前に、メインブログで書いたと思いますが、
適切な理解がないと活用が緩慢になります。
正しい情報を正しいタイミングで正しく使うには、正しい理解が不可欠です。

この才能運型も、
簡単に活用できるがゆえに、我流で活用しているケースがとても多いところなので、
ここでしっかり、仕組みと構造をご理解いただければと思います。

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