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2/12 天中殺に似た現象を引き起こす位相法

少し前に、天中殺の構造について説明しましたが、
本日は、天中殺に似た現象を引き起こす位相法とその構造について説明します。

天中殺の構造とは、簡単に言えば、
時間はあるけれど、空間がないのが天中殺であり、
この世界に「実をもって存在する」ということができるのは、
時間と空間がセットになったものだけであり、

時間だけで成り立つものは、
中身がない、実がない、虚なるものである、
…ということでした。

有形の現実が、陰占という有形の形を表わされるのは、
干支という十干と十二支の組み合わせ、
空間と時間が組み合わさった干支で成り立っているからであり、

空間と時間が組み合わさっているということは、
有形の世界において、堅固な枠組みをもち、実(じつ)を備えて有形の世界存在できることを意味しています。

本日説明する「天中殺に似た現象を引き起こす位相法」とは、
どういうものを指すのかといえば、
時間と空間がセットにならず、「実のある現実」をつくることが難しい位相法を指します。

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