5/10 守護神・忌神の作用と使い方、「六親法の干」が守護神になるとき、「座」が守護神になるとき
本日は、「守護神・忌神」の作用とその使い方についてご説明いたします。
「守護神・忌神」の作用、と書きましたが、
影響が甚大で注意すべきは忌神なので、実際には、忌神を中心にご説明いたします。
そもそも、「忌神」とは何かといえば、
何事にも「極端に走る」ことにつながる要素が忌神で、
先日、それと明示することなくメインブログの方に書きましたとおり、
こちら:https://www.kinugyokutoan.com/?p=6383
『変なことが起こる背景と、変なことが起こらないために必要なこと』
小さな「極端」や「行き過ぎ」というのは、
それが重なっていけば、その先において甚大な現象が起こる、
…それにつながる、その小さな「極端」や「行き過ぎ」が重なることになるその背景にあるのが忌神であるといえます。
一般的に、
守護神というのは、安定・安心、そしてそれによる穏やかにしてバランスの取れた言動につながっていくものである一方、
忌神というのは、不安定・落ち着かない感じ、そしてそれによる極端にして行きすぎた言動につながっていくものである、
…といわれ、それはそれで、その説明はそれで合っているのですが、
大事なのは、
守護神の場合には、「何かあるたびに」、穏便に済ませる、バランスの取れた方向に向かう一方、
忌神の場合は、「何かあるたびに」事を荒立てる、極端に走ることになるのだという点で、
守護神にせよ、忌神にせよ、その期間が続く限り、
「何かあるたびに」その影響による言動を重ねることになるので、
その現象というのは、
「守護神はバランスに向かう」とか「忌神はアンバランスに向かう」などという、
平たい言葉、表面的な言葉の次元を遥かに超える甚大なものとなる、
…その「継続による影響の大きさ」をこそ注意する必要があるのです。
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