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12/1 辛金の守護神、「旺じる」の意味と作用 「洗われない辛金」に水性の十二支がめぐり輝くのは?

辛金の守護神の続きです。
金性が旺じる季節=秋の辛金からです。

その前に、ちょっと「旺じる」ということについて説明しておこうと思います。

そもそもの「旺じる」という言葉がどういう状態を示すのかといえば、
・旺盛であること
・盛んである様子
・美しさが増していくこと
・キラキラと光って美しく輝く状態
…を示します。

日干というのは、
その五行ごとに季節に応じて(「旺じる」とは別の「応じる」のほう)、
元気になったり元気がなくなったりするものですが、

「日干が旺じる」というのは、

日干が元気になることができる季節に立っている状態
=日干が最も旺盛に美しく輝き、その持てる本質をいかんなく発揮できる状態

…にあることを指し、
日干が旺じる季節に立っている場合
=日干と月支(生まれた季節)が比和になる場合、

基本的に(日干が土性の場合を除いて)その人物は壮年期身強となる
=人生の最盛期において、有形・現実の世界で人を率いる役目を持ちます。

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