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位相法の「破」の本質 宿命にあるとき、大運にめぐるとき、その注意点と昇華

位相法における「破」というものについて、
良く分からないものだな、と思っている人が多いようなので、ちょっと整理しておこうと思います。

そもそも「破」が良く分からないその理由は、多くの教科書で、
「他の散法と一緒にめぐらなければ無視しても良い」
というように書いてあるからです。

なぜ無視しても良いものが位相法としてあるのか?
…といえば、「それが誰にも見えないものだから」、というのが答えになります。

もう少し丁寧に書けば、
例えば宿命に「破」を持つ人というのは、
「ハタから見ても分からないかもしれないが、心のうちに葛藤を持っている人。」
とされます。
とはいえ、そもそも陰占というのは本人が自覚できない世界。
だとすれば、その葛藤というのは、
「他人からも分からず、自分でも認識できないものである」
ということになりますね。

よって、「破」というのは「誰にも見えないもの」ということ。

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