10/19 命式詳解「重大な現象」につながる複数の要素、大運天中殺陽転が終わらない事例
昨日の続きです。
「自殺につながりやすい要素」などと書いて終わって、
少し警戒された方もおられたかもしれませんが、
最後のところで書きましたとおり、
自殺のような重大な現象が起こる際には、
最低でも3つは何かしら理由が重なっているものです。
そして、そういう「何かしら重なる」という中でも、
「自殺」に限らず、事故にせよ、事件にせよ、
何か問題が起こる要素、危なそうな要素、つまり、「重大な現象」が起こり得る要素というのは、実はある程度共通しています。
チェックしやすく、分かり安いのは、
天中殺や位相法、つまり以下の①~③のような、割と浅い知識でも捉えやすい要素ですが、
①天中殺の時期(天中殺中は気が狂う、ともいわれます)
②大きな散法と合法が重なる時期(大きな嵐の中にいるような時期です)
③干合が天中殺や位相法と重なる時期(千合は正常な判断ができなくなることがあります)
これに加えて、少し深めの知識が必要となる
④守護神が損なわれる時期=忌神がめぐっている時期
…というのも、その「重大な現象」を引き起こす要素の一つとなります。
というのも、
「命式全体のバランスをとる、日干を活かすための守護神」
…が損なわれると、
命式のバランスが崩れる、日干が損なわれる、
=極端に走ってしまう、苦しくて焦ってとんでもないことをしでかしてしまう...
何でもないところで滑って転んでドツボにはまってしまう…
という事態になりがちであるからで、
上記の①~④が重なると、それだけでも相当危険な時期といえますが、
①~④のうちのいくつかと「自殺につながる要素」が重なる場合というのも、
その「自殺につながる要素」を顕在化させることにつながりやすい時期となります。
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