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7/19「正しく十干の性情を知る」④ 丁火-地上で生きる無形の十干の生き方とは

昨日の続きです。

「正しく十干の性情を捉える」ということの説明の続き、
「十干の性情」の説明ではなく、十干の「性情を捉える」ということの説明、
「各十干を事例として説明する性情の捉え方」の続きです。

陰占は難しいといわれますが、
今回説明している「十干の性情の捉え方」は、陰占の根本的理解につながるお話で、
陰占だけに、多少分かりにくいと感じる方もおられると思うのですが、

いわゆる「占いの技術」だけではない算命学の理解には、この陰占・十干の理解が不可欠で、
十干という陰占の構成要素の把握なしには、
算命学の真の姿を知ることは不可能である、と宗家も説かれていることをみても、
もう一段、算命学の理解を深めていくうえでは、陰占=形・現象・姿を正しく、適切に捉えていくことがどうしても必要です。

「陰占=形・現象・姿」を、適切に捉える際には様々な約束事があります。

ときどき、陰占とは十干・十二支で構成される命式の客観的な姿なので、
「見れば分かるだろう」…などと、我流で命式を捉えてしまう方がおられるのですが、
十干を捉えるための約束事を無視して、我流で十干・十二支をまるで見当違いな理解しか得られないということになってしまいます。

そんなわけで、多少反応の鈍さが気になるものの、
今回は、その「十干の性情の捉え方」の約束事について、
10個の十干のそれぞれの個性に注目しながら、について説明している次第です。
そんなわけで、いちおう甲木から順番に説明し、本日は丁火をタイトルとしていますが、
内容としては「丁火の性情」 ではなく 「丁火を事例として説明する十干の性情の捉え方」で
あることをご留意ください。

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