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12/5 命式のバランスから捉える精神の異常性(天才性)、現実の異常性(行動の異常・肉体の異常)①

本日は、いわゆる異常性の現象化についてご説明いたします。

事例を紹介していきながら命式を深く掘り下げていくものと、
比較的、基本的な内容、読めば簡単に利用できる内容を一日おきに並行して進めていますが、
基本的な内容のほうが一区切りしたので、
何回かに分けてちょっとランダムに、簡単だけれど、大切なことをピックアップしてご説明しておく、
その一回目は、命式のバランスから捉える異常性の現象化についてご説明いたします。

「異常性の現象化」とは何かといえば、
現実として現れる「異常性の現象化」と、
精神に現れる「異常性の現象化」とがあり、

現実として現れる「異常性の現象化」は、
異常な行動や行為、あるいは身体の異常を指し、
精神として現れる「異常性の現象化」は、
異常な思考や考え方、異常な精神性や異常な思想といった以上を指します。

「異常」というと、変質的な、ネガティブなものを想像しますが、
「異常干支」がそうであるように、算命学における「異常」というのは、
「常とは異なる」ということであり、
その異常性がネガティブなものであれば変質的にして犯罪的なものとして現れることもありますが、
その異常性がポジティブなものであれば天才的にして稀有な、人並み外れた才能のようなものとして現れることもあります。

つまり、
平均的にしてバランスしているのが「普通」であるとすれば、
突出していてアンバランスなものが「異常」であるといえ、
図示すれば、普通と異常の配置は以下のようになります。

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