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8/8【学理】なぜ、算命学において「精神性の向上」の必要性が説かれるのか?

本日は学理の話を少し書いておこうと思います。

これまでご覧になってこられたように、算命学というのは「神」を説きません。
つまり、「神」の教えを説き、それに基づいて生き方を捉えていくのではなく、

「自分の身の回り」「自分がおかれた環境」というのを眺め、
そこに共通性や相似形というのを探して見つけ、そこに厳然としてある法則性というのを捉え、
その法則を活かしていく、(古代の)体験的自然科学として成り立っています。

これは、「神を否定している」のではなく、
そういう「自分の身の回りに起こること」や「自分がおかれた環境の変化」の中に神の声を聴く、という、姿勢であり、
そこには、「誰かが説く神のことを聴く」のではなく、「法則の中に“自分が”神の声を聴きにいく」という能動的な姿勢があります。

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