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10/25 算命学の「構造の理解」の重要性、陰占を貫く2つの構造、日支と年支の間の位相法の現象の理解

本日は、陰占の命式における、
「自分と環境との関係 (自分と、自分を取り巻く存在との関係)」
「位相法が成立する場合の要素のとらえ方」
…について説明します。

コメントのほうで、
月支と年支における「害」の成立を「東方で害の作用が起こる」ということに書いたことについて、日支と年支の関係はどうなのか?という質問があり、
同じような疑問を持っている方がおられそうだと思ったので、その説明をすることが目的です。

本日の説明は、「命式の全体観」および「命式が示すもの」を捉えるときの見方についての説明で、
「見方」を捉えるには「構造」の理解が必要なので、内容としては「陰占の構造」 の説明です。

先日も、陰占の構造(年干支、月干支、日干支を捉える層で捉える構造)については説明し、
昨日までは「若年期、壮年期、晩年期」の構造について説明していて、
他にも、これまで、「位相法の構造」やら「天中殺の構造」やらについて書いたこともあるので、
「構造」の話ばかりですね…、と思われそうですが、
算命学というのは、実のところ「構造の学問」であり、
どこまでいっても、算命学の理解とその利用には「構造的理解」が必要となります。

このように書くと、多少難しそうな印象をもたれそうですが、
「構造的理解」というのは、
他に応用し得る「型の理解」ということであり、
「幾千もの占技」を支えるのがこうした「構造」であり「型」なので、

そういう「構造、型」を理解し覚えると、
算命学における様々な要素を貫く法則や、
算命学における一つの構造と他の構造のつながり、
…などに気づき、さらに奥深い理解、多岐にわたる占技の応用的理解を得ることができます。

そしてその先において、
日常生活において起こる出来事や、 自分のまわりの人間関係に、
その「構造」を見ることができるようになり、
モノゴトの推移や流れをとらえ、先々のことを予測・予見することが出来るようになります。
よって、いろんな「構造、型」を知っていくこと、知っておくことは、有用です。

…ということで、陰占の構造についての説明です。

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