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8/11 宗教創始者の事例② 大運と年運の関係、守護神大運と忌神大運、「挫折」を陰占で捉える理由

昨日の続きです。

生長の家の創始者である谷口雅春さんの命式を通して、
「宗教創始者」として活躍する人物をつくる要素について説明しています。

本日は、④の「現実に敗北した体験を持つ」の説明からですが、
これは後天運を含めてみる必要があり、
後天運の作用を捉えるときには守護神を含めて捉えなければならないので、
本日はちょっとそのあたりから説明します。

命式の捉え方、後天運の捉え方の復習を兼ねて、ご覧いただければと思います。

さて、そもそもなぜ、

本人の実際を知らずに、命式から「現実に敗北した経験」を探す場合、
命式そのもの(命式と人体星図)からは判断することが出来ないのか?

…といえば、
命式がいくら穏やかに見えても、後天運次第では波乱万丈の人生となりますし、
命式がいくら破談と混乱に満ちているように見えても、後天運次第では穏やかな人生となることもあるからです。

よく、命式に散法たくさんあると、それだけで「この人は可哀そうな人生だ」
…と考える方がおられます。
あるいは、人体星図に車騎星とか調舒星とかがあると、「この人は大変な人生だ」とおっしゃる方もおられます。

けれど、実際のところを言えば、
散法なら散法なりの、車騎星や調舒星があるならそれに応じた人生を歩めば、
大いに発展することもあるわけで、

「宿命に応じた人生」を送ることができるかどうかを示しているのが後天運なので、
「後天運を見なければ、その人物がどういう人生を生きるのか?

若い頃に成功体験をする傾向にあるのか?
それとも失敗や敗北の体験をする傾向にあるのか?
…ということは判断することが出来ないのです。

もちろん、後天運どおりに生きる人ばかりではないので、
後天運を加味しても、「ピタリとあたる」とは限らないのですが、
それでも、「命式だけ」を見るよりも、後天運を含めてみるほうがはるかに精度は上がります。

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