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6/9 陰占の命式を捉える際の旺相休囚死の考え方⑤ 休の命式への対処、囚の命式に概要

昨日の続きです。
「旺相休囚死」の命式について説明をしている続きです。

日干と十二支から出てくる十二大従星が旺相休囚死のどれに該当するかにより、
その人物が、どれくらいの強さで現実に立脚して生きていくことができるか?
油井系の現実において、有形の世界の存在に影響を及ぼすことができるか?
…を捉えることができますが、

命式自体の旺相休囚死を捉えることで、
その人物が、周囲の人たちとの関係において、
旺相休囚死のどのアプローチで生きていくかを捉えることができます。

命式というのは「自分を取り巻く環境の縮図」であるわけで、

旺の命式であれば、まわりの人と伍しながら、力みつつガチンコで存在感を発揮することになるので、
有形の世界において力強く存在することができる、ゆえに、「旺」の生き方となりますし、

相の命式であれば、まわりの人に助けながら、力強さを与えられて存在感を発揮することになるので、
有形の世界において過保護にされつつも、有形の世界において存在感を発揮することができる、ゆえに、旺に向けて勢いづいていく強さをもつ「相」の生き方となります。

休の命式であれば、まわりに対してエネルギーを与えていくわけなので(鳳閣星・調舒星は子供の星ですが、子供を育てるのも子供へエネルギーを与えていますね)、
有形の世界においては消耗することになり、その先において休息が必要となり、
ゆえに、力強さが衰えていく、ということで「休」の生き方となります。

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