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7/1 「時間の経過」によって反転する要素② 正反対の天中殺の関係

昨日の続きです。
「時間の経過」によって反転する要素についての説明の続きです。
二回目は、正反対の天中殺の人間関係が「時間の経過」によって変化するその関係についてご説明いたします。

正反対の天中殺の人間関係とは、例えば、
子丑天中殺の人と、午未天中殺の人の関係、
申酉天中殺の人と、寅卯天中殺の人の関係、
戌亥天中殺の人と、辰巳天中殺の人の関係、
…のことで、

正反対の天中殺の人間関係というのは、まるで相容れないけれど、互いを補い合うことが出来る関係、と通常は説明されるのですが、

この正反対の関係を、「長い時間の経過」をもって、
つまり、長い時間を経て、人間が年を重ねていく…という要素を加味すれば、
より正確に、その「正反対の天中殺の人間関係」がどんなものかを捉えることが出来ます。

さて、この「人間が年を重ねていく」というのは、
困難や葛藤をもって人間が年を重ねていくならば、必然的に、成長し、知恵をつけ、工夫し、処世術の知恵、いわゆる「濁知」が身につくことになる、
…という説明をしたのですが、

社会・世間で他人と関りながら長く生きていれば、
その他人との関りにおいては、多かれ少なかれ、摩擦や葛藤を経験することになります。

これは、
有形・現実の世界=他人との関りの世界=摩擦や葛藤がある世界=相剋の世界
…であることを思い起こせば分かるところで、

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