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10/30 物事の開始に大事なこと⑧ 命式詳解5:陽占で捉える後天運の「中身」と感じ方、葛藤・無意識

一昨日の続き、命式の詳解をとおして、
「物事の開始における大切なこと」を説明しているその続きです。

構造と命式の詳解を交互に展開していますが、
算命学の要素の構造を微に入り細に入り紐解くことは、
構造的理解の基盤ができ、応用的思考の基盤ができるものですし、
その一方で、詳解の説明を継続的にご覧いただくことは、「命式全体を捉える」ための視点を維持することにつながります。

要素の構造の説明のほうが好き、
‥という方もけっこうおられるのですが、
それもこれも、実際の命式を読み取るために使うことができなければ意味がありません。

事例の詳解は、多少、難解さがあるように感じる方もおられるかもしれませんが、
「算命学を20年学んでも命式を読み解くことが出来ません」
…という方の多くは、
お教室において「要素」ばかりを一生懸命学び覚え、
事例詳解は流し聴くようなお勉強のされかたをしている傾向にあります。

そうした傾向を受けて、
ここでは、命式詳解を、しっかり文字を重ねてスペースを割きながら、

命式詳解において、
これまで学んできたことや、これまで項目立てて説明していなかったことなどを折り込みつつご説明しています。
なので、ぜひ、ゆっくりでもいいので、内容をご覧いただき、一緒に学びを深めていくことができればと思っています。

さて、前回は、後天運をベースにした陰占の位相法の「中身」、
その年における「実際の行動」がどういう内容、どういう分野・相手に対してその位相法が現象化するのか、
…ということについてご説明いたしましたが、

本日は、その続き、
その後天運における、陽占から捉える内面的な感じ方」、
そして、陰占と陽占の両方から見ていく、
そもそものこの人物の「物事の開始」に臨む際の傾向、

この人物は「物事の開始」に際し、
「それを留めようとするエネルギーが働く」という傾向をもつ方であるのですが、
その「物事を開始しづらい」という要素の構造についてご説明いたします。

「続き」ですので、一連の投稿を先にご覧いただくほうが分かり安い内容です。

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