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1/19 納音の構造と、後天運でめぐる年干支の納音、月干支の納音

律音(りっちん)は音が並び立つ、
納音(なっちん)は音が納まる、という意味があります。

音とは波動であり、
人間を含むあらゆるものは実は波動であるということが物理学では分かっているのですが、

人間が生まれ生きていくその人生というのも波動であり、
実際、その人生工程を眺めれば、常にすべて波のように上がったり下がったりしている、
上がりっぱなしも、下がりっぱなしも、現状維持が続くこともなく、
必ず波をなしているところをみれば、人生がある種の「波動」である、ということを見ることができ、

大運天中殺の陽転などは、
人生工程が常に波を成している中で、
その「枠がなくなる直前期」において、

その波が谷になっていれば(へこんでいれば)、
枠がなくなったところで波の山(ふくらみ)が際限なく伸びていく、

その波が山になっていれば(ふくらんでいれば)、
枠がなくなったところでは、際限なく波の下りが際限なく落ちていく、

…といわれますが、これもすべて、
人生工程は常に波のように、
上がったり下がったり、ふくらんだりへこんだりするように出来ている、
…という前提を踏まえての考え方です。

さて、そんなふうに、
人生工程は常に波を成しているわけですが、
その人生工程において、

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