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12/12 五行完備の命式の特徴 「五行完備+身強」の女性の難しさ、五行完備の均整と質的完全性

本日は、有形の現実に資する結婚について説明しているなかで事例に登場する、
「五行完備」の命式の特徴と難しさについてご説明いたします。

「五行完備」の命式というのは、万人受けする美人が多いといわれますが、
結婚に際しては、それだけではない難しさもあり、多少、注意が必要なところなので、ここで整理しておきます。

「五行完備」の命式とは、
命式の6文字(3つの干支)に五行が完備する命式のことで、
例えば、以下のような命式が「五行完備」の命式です。

甲庚丙 → 木金火 ※寅卯天中殺
辰子辰   土水土

「五行完備」の命式とは、木火土金水がそろう命式であるのですが、
ただし、五行が「完全にバランスする」存在は神の世界の存在であり、
人の世界=現世に在る存在は、必ずアンバランスになるようにできているため、

たとえ五行完備の、バランスのとれた命式であったとしても、
=6つの文字で構成される命式に「五行」がそろうとしても、

必ずどこかに偏りが生じるように出来ていて、
この命式の場合は、土性が2つあるので、
五行完備といいつつ土性に偏る命式になっていますね。

とはいえ、このような偏りはあったとしても、
6文字で構成される命式に五行がそろう命式というのは、
相対的には(ほかの五行がそろわない命式との比較においては)、
最もバランスのとれた命式であるといえます。

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