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4/21-2 親子の命式から分かること 命式詳解①安藤美姫さん親子

※昨日、簡単な内容を投稿したこと、もともとの予定が多少遅れていることもあり、
本日は、もう1つ投稿いたします。

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今朝は、天剋地冲の対処について、通干支とは別の対処についてご説明しましたが、
「理屈」を考えれば、そのとおりの話であることに気づかれたのではないかと思います。

これはつまり、
天剋地冲は完全破壊条件である、というのがいわゆる算命学の一次情報ですが、
その天剋地冲には通干支で対応できる、というのは算命学の二次情報、

そして、様々な占技・要素を深く学んだ先において、見とおすことができる対処、
学んだ理論・理屈を踏まえれば、それも当然可能であるという対処が、
昨日ご説明した内容で、それがいわゆる算命学の「多次元的な理解」ということで、

只今現在、この上級編でご説明しているのは、そういう「多次元的な理解」につながる内容です。

そして、徳分ということでいえば、
人体星図の星を使えば、人生が稼働する、というのが算命学の一次情報、
人体星図のなかでも東方の星を稼働させるとお金を稼げる、仕事になる、というのが算命学の二次情報、

そして、官分があれば、それを発揮すれば仕事になる、というのが、算命学の「多次元的んな理解」である、ということです。

これはつまり、
東方という「他人から見えやすい場所」を稼働させれば、
それが、他人から見えやすく、目立つので、それを社会に対して発揮していれば、
あたかも「広告を流し続ける」ようなものなので、
その広告に注目する人が出てくれば、それがお金になる、仕事になる、ということですが、

そもそもの「仕事」の定義は「人のために働く・人に働かされる」ことにあり、
その意味でいえば、日干が剋される(日干が動かされる)車騎星・牽牛星的な官分こそが、
「仕事」の徳分であるわけで、

「人のために働く・人に働かされる」という徳分である官分は、
別に、東方という他人から見えやすい場所になくても、仕事になる、お金になるのだということです。

…と、これは、前置きで、徳分の続きは、もう少し先です。

その前に、先日のフィギュアスケート国際対抗戦で国際戦コーチデビューした安藤美姫さん(と娘さん)の事例で、「親子の関係」の捉え方についてご説明します。

さて、安藤さんは先日、イタリア代表の一人である男子、マッテオ・リッツォのコーチとして参加されたそうなのですが、

それが、リッツォのメインコーチが来日できなくなったため、
安藤さんの現役時代最後のコーチで、リッツォの父親でもあるバルテルさんから頼まれて、国際大会での初コーチが実現したのだそうですが、

安藤さんは晩年期に天印星がある方で、
なるほど、この方は「自分から積極的に仕事を取りに行く」のではなく、やはり「頼まれる」ことの先に活躍されているのだな、と納得しました。

さて、安藤さんといえば、現役中に妊娠・出産されたことでも有名ですが、
実は、それが天中殺中の出来事で、
母親が天中殺中に妊娠・出産すると、その子供は宿命中殺をもって生まれるといわれますが、
実際そのとおり、生年天中殺をもって生まれておられます。

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