2/8 命式を総合的・網羅的に捉える見方④ 地支の「見え方」、最も気をつけるべき後天運の雲竜型

さて、昨日の続きです。

まず、各項目を挙げます。
※項目の文字数は、投稿の最低文字である 3,000 文字にはカウントしておりませんのでご安心くださいませ。
項目を目にするだけでも、観るべき点が意識に上るので 毎回列挙しております。

（１）陰占の判断　→　自覚できない世界、客観的な人生の傾向を捉える

①天中殺（６天中殺、宿命天中殺）
②天中殺の方向（人生がどういう方向に向かうか？集団の中の自分の持ち場）
③五行のバランス（６文字で捉える五行のバランス、普通か極端か？）
④天干の特色（自覚できない精神の傾向、葛藤があるかどうか？）
⑤地支の特色（自覚できない行為・行動の傾向、用心深いか大胆か？）
⑥五行の変化要素（干合・位相法変化により加わるものは何か）
⑦日干と月支の関係（自分が立っているその足元はどうなっているか？）
⑧日干と地支３つとの関係（人生の各フェーズの傾向を捉える）
⑨六親法（知らず知らずに自分の人生を導く存在との関係）
⑩エネルギーの流れと集中（命式の中で五行がどう流れるのか？集中はあるのか？）
⑪守護神（人生が安定しているかどうか、何があると人生が安定するか？）

（２）陽占の判断　→　自覚できる世界、主観的な人生の傾向を捉える

①本人の本質（中心星）
②運形
③本能の流れと集中
④才能（社会参加の武器になるものは何か？）
⑤適職（社会参加の分野と方法を捉える）
⑥夢と現実の整合性（人生に矛盾・葛藤があるかどうか）
⑦現実の推移（現実に他人との関わる世界における展開のパターン）
⑧精神の推移（精神的に、つまり想念・心の中の世界における展開のパターン）
⑨人間関係（集団の中に身を置いたときの人間関係の型）
⑩両親との関係（貴幼法）※未修範囲、近いうちにやります
⑪最強の星とその活用
⑫人生全体の推移（三分法）

さて、⑤地支の特色の前半について昨日説明しましたが、その後半です。

地支というのは、
意識的な行為・行動の傾向を示す、人体星図の横線の十大主星に対して、
意識できない・自覚できない行為・行動＝客観的な行為・行動を示すわけですが、

人体星図の横線の星が、単に「意識的な行為・行動」を意味するのみならず、
他にも様々な意味を持つのと同様に、
陰占の命式における地支というのも、単に「自覚できない行為・行動」を意味するのみならず、様々な意味を持ちます。