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7/2 守護神・忌神の意味と現象、特に忌神がめぐると危険なタイミング(十大主星・現象・位相法)

貧運につながる忌神について説明しているところですが、
守護神にせよ、忌神にせよ、その影響が最も甚大なのは、大運においてめぐる守護神・忌神であるので、
本日は、事例の詳解ではなく、大運の捉え方について説明いたします。

というのも、
「忌神でもいいことが起こることってあるんですか?」
…という質問をいただき、そもそもの「守護神」「忌神」の理解と、
後天運でめぐる十大主星や十二大従星、位相法などの理解を混同して捉えている方がおられることが分かり、
先にその点について詳らかにしておいた方がよいことに気づいたからです。

そもそものお話ですが、
守護神であろうと忌神であろうと、
破壊的な現象が起こるタイミングでは破壊的な現象が起こりますし、
発展的な現象が起こるタイミングでは発展的な現象が起こります。

但し、
破壊的な現象が起こるタイミングで守護神がめぐっていれば、
その破壊的な現象のダメージに救いがあり、何かしら助けられる一方で、
破壊的な現象が起こるタイミングで忌神がめぐっていれば、
その破壊的な現象のダメージに救いがなく、破壊的な現象によって壊滅的なダメージを受けることになるし、

発展的な現象が起こるタイミングで守護神がめぐっていれば、
その発展的な現象が、穏やかに安定的に、そしてその先に広くたくさんの人を巻き込む形で発展する一方で、
発展的な現象が起こるタイミングで忌神がめぐっていれば、
その発展的な現象が、急進的に、極端に、過激なかたちで起こり、そしてその先に、一部の狂信的なファンや味方に支えられて局所的に発展することになります。

例えば、
守護神というのは、バランスである、ということを書きましたが、
命式に五行が揃うような人は「万人受けする美人」であるといわれますが、
実際、
たくさんの人の女性の写真を合成してできる顔は「万人受けする美人」の顔となるもので、
万人受けする「美人」というのは、個性の少ない顔であるのだそうです。

そういう「万人受けする美人」というのは、
個性が少ないからこそ、たくさんの人に好かれる、たくさんの人の需要に応えられるので、
CMや対談などでも引く手あまたとなり、
安定的な収入、安定的な活躍を実現しやすく、地位・立場が崩れにくいのですが、

「個性派美人」といわれるような女性というのは、
個性が強く、偏りが強いために、
一部の人からは狂信的に支持される一方で、一部の人からは毛嫌いされる傾向にあり、

CMに出たり対談に呼ばれたりするにしても、
それは「一部のファン」を対象としたものとなるので、
その一部のファンから圧倒的な支持を受けている限りは絶大な収入、圧倒的な活躍にもつながるけれど、
その「一部のファン」が離れた、あっという間に仕事も収入もなくなり、地位・立場も簡単に崩れてしまう、ということが起こる、

その「万人受けする」というのが守護神的であるということ、
「一部から支持をされる」というのが忌神的であるということであるといえます。

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