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8/15人体星図から捉える天中殺の消化のしやすさ② 辰巳天中殺と根っこの関係、生月天中殺の影響

昨日の続きです。

天中殺の消化のしやすさについて、
人体星図からそれを捉える視点について説明している続きです。

天中殺というのは算命学における一丁目一番地であり、
天中殺の役目に沿った在り方で取り組むことができれば、
物事がスムーズに展開しやすく、わずかな努力で存在感を発揮しやすい一方で、
天中殺の役目に反した在り方で取り組んでいると、
物事が展開するのにエネルギーを要し、人並み以上に努力をしたところで空回り、
上滑って存在感の発揮につながりにくいという傾向があります。

例えば、子丑天中殺でありながら、何をするにしても誰かが決めたことに従ってばかりであるとか、
誰かが何かをやっていることに乗っかって「自分がやった」気になるとかいうことをしていると、
口だけ達者で実が伴わない人物として空回り、存在感が発揮できないということになりますし、

戌亥天中殺の人がお金に執着し、精神の世界における柱を持つことなく、
ひたすらにお金を稼ぐことに向かってしまえば、
他の人よりもずっとお金に卑しい人物に見えがちで、やはり上滑った先に存在感を発揮できないということになります。

あるいは、
申酉天中殺の人が、他人の後押しなくトップに立とうとしたり、
寅卯天中殺の人が、身内の後押しなく自分が目立つことにばかり向かう人がたまにおられますが、

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