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10/7 中殺された十大主星の構造的理解④ 調舒星 続き

昨日の続きです。
中殺された調舒星についてです。

調舒星というのは、
反抗心とか反発心、批判力、完璧主義、美意識、孤独…と、
その性質を並べてみても、微妙に一貫性を感じにくい分かりにくさのある星です。

これは、先日の鳳閣星の意味を挙げた際にも、
明るさ、のんびり、自然体、明晰さ…などの性質にパッと見た感じでは一貫性を感じにくかったのと同様で、

なぜ、これらの洩気の星が、このような一貫性を感じにくい性質をもつのか?
…といえば、
洩気の星というのは、単に「日干が洩れる」というだけではなく、
その「洩れる」ことの先の洩れた対象、
例えば、「水生木」という構造の洩気である場合には、
水性だけで洩気の構造が出来上がるわけではなく、
木性の存在があって初めて「洩気」が完結するからである、ということを説明しました。

つまり、調舒星の場合であれば、
以下のような命式がある場合、

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