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7/17「正しく十干の性情を知る」③ 乙木-日常生活の中にある木性の総称、晩春に元気

昨日の続きです。
「正しく十干の性情を知る」ということについて説明している続きです。

今更、十干…と感じる方もおられるかもしれませんが、
「正しく十干の性情を知る」というのは、
算命学の根幹であるだけに、当然ながら何年勉強してもまだまだ未知の世界があるほど奥深いものであり、
今回の説明は、その奥深さを「独習していくための道しるべ」となるような内容ですので、その点をご理解のうえ、ご覧いただければと思います。

算命学をもって「自然法」、「万象学」と称することがありますが、これはなぜかといえば、
算命学が「自然の法則」に則っている、「森羅万象の法則」に則っている、
…というときのその法則を捉えるということは即(すなわ)ち、

自然界における存在物がもつ性情が発現する法則、
森羅万象の成長と退化、発展と衰退、勃興と没落、
言い換えれば、「各十干の陰陽の法則」に則っている…ということであるためで、
今回説明している「正しく十干の性情を知る」とは、
自然の法則を知る、森羅万象の法則を知る=各十干の陰陽の法則を知ることにほかなりません。

ところで、「人間は、日干となっている五行の質をもつ」ということについて、
比喩的な意味であると感じている方がときどきおられます。

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