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3/18 命式を総合的・網羅的に捉える見方㉖ 貴幼法の続き、幼少期の子育てにおいて最も大切なこと

少し間が空きましたが、
本日は、3/7以来の命式を網羅的に見るご説明をしているその続きです。
早めに終わらせて、次に行きましょう。

どこから再開するかといえば、陽占の⑩貴幼法の補足からで、
その後の、
⑪最強の星とその活用
⑫人生全体の推移(三分法)について説明したうえで、
陰占の最後、守護神の説明をして、このシリーズが完結します。

「命式を総合的に見る」というのは、
いわゆる算命学の一連の占技を活用して命式を捉える方法の説明であったわけですが、

その理屈を学ぶことと併せて、
命式を直観的に捉える、視覚的に捉える、ということも大事なので、
この約二週間ほど、生日天中殺を含む宿命中殺の構造、中殺がある場合の連珠格破格の構造の説明を入れた次第なので、今回の命式においても、その視点もってご覧いただければと思います。

さて、命式を網羅的に見る続きです。

少し貴幼法の復習をすると、
幼児期において接するのは両親だけなので、
幼児期の稼働の対象となる星は、「本人の星である中央の星」か「両親(目上)の星である北方の星」でしたね。

そして、通常、北方は父親の星、東方は母親の星といわれますが、
精神的な教えを与えてくれる存在は精神の場所である北方(北方は精神の到達点)、
現実的な教えを与えてくれる存在は現実の場所である東方(東方は現実の出発点)で、

幼児期というのは、現実的に社会と関わったり、社会に出て行ったりする年齢ではなく、
自分の世話をしてくれる目上の存在から、親精神的な教えを受けとるだけの時期である、
…という意味で「北方=両親」となり、

幼児期に、
自分自身=中央の星か、両親・目上=北方の星のいずれかを稼働させることができれば、
人生が動き始める、というのが貴幼法の考え方でした。

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