2/23 全体守護神とは何か?通常は説明されない「全体守護神」というものの考え方
本日は「全体守護神」についてご説明いたします。※命式をとらえるシリーズの後半、守護神と陽占の説明の続きはこのあと説明予定です。
考え方としては簡単ですが、
通常、あまり説明されることがなく、
鑑定でもあまり使われることのない「全体守護神」ですが、
自分で算命学を勉強して活用する、という場合には、けっこう使いどころも多く便利なので、勉強をしている方は知っておくと良い内容です。
さて、「全体守護神」とは何か?ということを簡単にいえば、
「命式全体のバランスをとるための守護神」で、
命式の6文字 (3つの天干と3つの地支)の五行のバランスをみて、
その6文字の偏りを是正し、命式全体のバランスを取るための十干、
それをもって「全体守護神」といいます。
日ごろ、ご相談などにおいて、
人生を安定させるために使う守護神である「調候の守護神」も、
「命式のバランスを取る」という説明がされますけれど、
その調候の守護神と、今回の全体守護神とは何がどう違うのか?
調候の守護神を捉える視点と、全体守護神を捉える視点はどう違うのか?
そして、
調候の守護神の目的と、全体守護神の目的はどう違うのか?
…ということについて、本日は説明いたします。
さて、繰り返しになりますが、
通常、いわゆる「鑑定」においてご説明するのは調候の守護神で、
ほとんどの場合、全体守護神を説明することはありません。
けれど、
算命学を「軍略として」活用する、
算命学を「組織作り・集団作りのために」活用する、
算命学を「人を動かために」活用する、という場合には。
不可欠のとなるのが、この全体守護神の視点である活用です。
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