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2/4 後天運において「気を付ける」べきタイミングと、運が良くなるために必要なコントロール

いろいろと書きたいことはあるのですが、
立春ということで、
本日も引き続き、後天運において気を付けるべきことについて説明をいたします。

中国戦国時代の諸子百家の一人、道家の列子という人の言葉に、
「得時者冒、失時者亡」
(時を得る者は栄え、時を失うものは滅ぶ)
…という言葉がありますが、

算命学を長く学んでいる方はお気づきのとおり、
たくさんの「時」があるように見えて、
実は、OKの「時」(時を得ているタイミング)というのはほとんどなく、
だいたい8割がNGのタイミング、2割がOKのタイミング、くらいの割合で、

栄えるためには、
その2割のOKのタイミングを活かすとともに、
8割のNGのタイミングをうまく回避する必要があります。

現代に生きていると、
善は急げ、思い立ったが吉日…とばかりに、
自分の好きなタイミングでコトを起こし、
自分の気分が乗ったタイミングで動き出す方がたくさんおられるのですが、

時を得ていないときに動けば、時を失っているときに動けば滅ぶもので、
「運が良い人」というのは、時を得ているタイミングで動く人、
「運が悪い人」というのは、時を失っているタイミングで動く人、
…といえ、
いわゆる「運が良い人」と「運が悪い人」の違いは、そこにあります。

さて、こうして書くと、実にシンプルで簡単なお話であるように思われそうですが、
実際のところをいえば、
時を得て動くのは比較的簡単である一方、
時を失っているタイミングで動かない、というのは案外と難しいもの。

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