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3/26 陰占から人生の完成形を捉える⑥ 「普通」に生きるか「特殊」に生きるか、どちらが向くか

昨日の続きです。
昨日、バランスの取れた命式の生き方についての大枠の考え方については丁寧に説明しましたので、
本日は、前置きなしで、昨日の続き「陽の福・禄・官」から説明いたします。

「陰の福・禄・官」の説明と、バランスの取れた命式、ほどほどの命式の考え方については、昨日説明しておりますので、未読の方は、先にそちらをご覧いただければと思います。

さて、そもそも、なぜ、
東方の星とは別に「福・禄・官」の活かし方を認識しておく必要があるのか?
…と、いうことを、昨日の最後にさらりと書いたのですが、
もう少し補足しておくと、

余程、身弱・無形に偏っていれば別ですが、
ほどほどの強さの日干(=心)で、ほどほどに無形に向くような命式の場合、
若い頃、社会に出たばかりのうちから、身弱・無形の生き方に向かう人は稀で、
通常は、学校で基礎修養を終えたら、有形の社会・世間に出て行くのが通常です。

さらにいえば、一般的な社会・世間においては、

有形の世界、他人と関わり合う世界、社会・世間における活躍・活動(=横線的)
他人から見て客観的に計測できる活躍・活動(定量的)
…であるほうが、分かり安く、評価されやすいので、

自分の個性の発揮・東方の星の発揮が実現するまでは、
横線の徳分=福・禄・官の発揮をすることで、
ある程度、有形の社会・世間に受け入れられ、活躍できますよ、ということです。

但し、福・禄・官というのは陰占の世界、
「自分では認識できない世界」なので、その型を知っておきましょう、ということです。

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