見出し画像

12/30 後天運を捉えるポイント3点=位相法・十大主星・十二大従星と、後天運の捉え方の事例

昨日の続きです。
後天運をみていく続きです。

後天運でめぐる位相法条件の影響で、
人体星図の横線の星が影響を受ける構造を説明しましたが、
縦線の星はどのように影響を受けるのかといえば、
少し前に、干合・七殺の影響を受けます。

つまり、後天運でめぐる干支のうち、
地支は、位相法条件として現れ、人体星図の横線の星に影響を及ぼし、
天干は、干合・七殺として現れ、人体星図の縦線の星に影響を及ぼします。

天干が干合・七殺として現れるお話は、少し前に説明しましたが、
干合は融合条件的、七殺は分離条件的で、
干合すると揺らぎ、変化して、ときに思わぬ方向に進むこともありますが、勢いづくことになる一方、
七殺になると、衝突して壊れ、一から考え直さなくなる、という作用になるのでしたね。

いずれにしても、
位相法条件は、12年のサイクル(年運の場合)で作用が現れ(十二支なので)、
干合・七殺は10年のサイクルで作用が現れる(十干なので)ので、

人体星図の横線の星=現実的な世界における十大主星の発揮は、12年のサイクルで強く大きく発揮されることと、弱く小さく発揮されることが繰り返し起こり、
人体星図の縦線の星=精神的な世界における十大主星の発揮は、10年のサイクルで次元が上がったり(干合)、破壊されて一から新たなもの構築し直したり(七殺)することが繰り返し起こるのだということです。

なお、こうした、後天運でめぐる干支が、陰占の命式に、
地支の位相法条件や、天干の干合・七殺というかたちで影響を及ぼして陽占の人体星図に作用する、という場合、それは「現実の現象」として現れます。

ここから先は

3,246字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?