見出し画像

4/3 陰道占技想定法 伝統芸能の世界 序説 水火の相剋という矛盾の世界、非常識の先にある発展の理由

本日は、陰道占技想定法の続きです。

3/13 陰道占技想定法序説 「環境が人間を造る」ことの意味と、宿命と環境どちらが大切か?
https://note.com/kinugyokutoan/circle/boards/f2d85c533692/posts/4ef49951bdff

…のところから、先月は南方職=娯楽芸能の世界、俳優・女優、タレントなど、
大衆向け芸能の世界で活躍する人間をつくる、
陰的要素(環境的要素)と陽的要素(実際の生き方や本人の性質)について説明しましたが、

本日から何回かに分けて、今度は伝統芸能の世界で活躍する人間を造る、
陰的要素(環境的要素)と陽的要素(実際の生き方や本人の性質)について説明します。

人間というのは、生年月日から導かれる宿命に、
その性質や気質、さらにはこの世界における役目や活躍できる場所などが刻まれているわけですが、

運命というのが、先天的な宿命と後天的な環境・実際の生き方の交点に生まれるものであり、
私たちがこれまで、宿命から己の生き方を模索してきたことを振り返れば、
この世の人々がすべて「宿命に応じた人生」を生きているわけではないことは自ずと分かるところで、

ここで説くのは、
宿命に応じていない場合においても
=宿命を消化していない場合においても、

一定の環境、一定の生き方といったものが整えば、
その環境や生き方に合った分野においてある程度の活躍をすることができるというお話です。

ここから先は

2,992字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?