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7/16 【学理】陰陽五行の変化の枠組みとその活用 変化そのものが枠組みだから予知ができる

昨日の続きです。
予知学と帝王学と処世術につながる陰陽五行の変化の枠組みのお話です。

さて、社会を陰陽で捉えるときの分類として、
「公」と「私」と分類しましたが、
日本という国・社会を捉える場合には、「国家」と「民族」と分類します。

「公」と「私」というのは個人的、一人の人間の生活や在り方を捉える場合には適当な言葉ですが、
日本という国、日本社会という人間の集団を大きく捉える場合には、
「国家」と「民族」という言葉でもって捉えます。

東洋思想は占いにも使われ、個人の動きを見ることにも活用されますが、
人間というのは常に集団の中に在るもので、

帝王学をもって集団を率いる、という場合にはもちろん、
予知学として社会の動向を眺める場合や、
集団の中で身を処していくための処世術においても、
本来、観るべきは集団の動き、集団の性質であります。

よって、その「集団」の動きや性質を、陰陽五行の枠組みをもって説明するにあたり、
まずは日本という国・社会を「国家」と「民族」と捉えることからスタートします。

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