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10/6 中殺された十大主星の構造的理解④ 調舒星

昨日の続きです。
構造の説明を続けるのは単調なので、命式詳解と1日おきにしようと思っているのですが、
同じ「洩れる気」の調舒星は、連続して説明したほうが理解を深めることができそうなので、
本日は、中殺された調舒星の説明を致します。

今回の中殺された十大主星の構造に関する一連の説明をはじめて、
これまで当たり前のこと思っていた十大主星の構造、つまり日干と天干・蔵干との相生・洩気・比和・相剋・受剋の関係から十大主星が出てくる、というその関係に伴う性質の本質について、
「今回初めて、腹に落ちました」というようなメールをいくつかいただきました。

それが、

「中殺された十大主星の構造」について細かく書き始めたのをご覧になって、
初めて、 そもそもの「十大主星の構造」の深い理解が出来ました、
相生・気比和・相剋・受剋とはどういうものかの理解が出来ました、

…というような内容で、
その内容を拝見しつつ、

十大主星というのが、
日干と他の天干または蔵干から出てくる、 という基本的な理解はあっても、

その関係から現れる性質を捉えるためには、十大主星の構造的理解が不可欠である、その構造のところがイマイチ腹に落ちていない方というのも、案外と多いのかもしれないな…ということで、

その点にも気を配りつつ、
本日の調舒星が中殺された場合の説明をいたします。

なお、調舒星は、鳳閣星と同じく、
日干が生じる、という構造の洩気の星ですが、
その構造的理解は鳳閣星の構造の説明とつながっておりますので、
昨日、一昨日の、中殺された鳳閣星の説明を先にご覧になったほうが理解しやすいと思います。

さて、早速ですが、 調舒星が中殺される場合です。

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