1/17 干合支合と天剋地冲が同居する命式の相性・関係の考え方、判断ポイント
本日は、干合支合と天剋地冲が同居する命式の相性・関係の考え方についてご説明いたします。
干合支合は、
天干=精神において、五行ではぶつかり合いながらも陰陽の和合で結びつく、「有情の相剋」である干合が成立し、
地支=現実において、自然に、当たり前、障害なく前進していくことができる支合の組み合わせで、
自然な結びつきの元で、円満な関係を構築していくことができる、
共に何かに取り組んでいくことに向く組み合わせである一方、
天剋地冲は、
天干=精神において、陰陽の反発と五行のぶつかり合いが同時に成立する七殺の関係となり、
地支=現実においても、正反対の気がぶつかり合う対冲の組み合わせで、
共に何かに取組もうとしても衝突ばかりで壊し合う、
相互にぶつかり合い、互いの関係が試練となるような組み合わせです。
陰占における、いわゆる「結婚の縁」がある組み合わせを共通干支といい、
天干と地支が絡む位相法条件が成立する関係、つまり、
干合支合
大半会
律音
納音
天剋地冲
…が成立する関係は「結婚の縁」がある関係といえるので、
干合支合も天剋地冲も、ともに「結婚の縁」がある関係には違いないのですが、
そうはいっても、干合支合が結婚に向く相性であることは自然に理解できるので、
例えば、ご相談などをされたとしても、抵抗なく「結婚の縁がある相性」であることをお伝えできるも一方で、
天剋地冲の相性の方に、それを「結婚の縁がある相性」としてお伝えすることには気が引けるもので、
そもそも、それがどういう関係になるのか?ということも、理解が及ばない、と感じる方も多いようなので、
本日は、その干合支合と天剋地冲が同居する命式の相性・関係についてご説明いたします。
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