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11/6 物事の開始に大事なこと⑪命式詳解8:自分の行動・活動と社会・世間が認識する実力・社会性の差

本日は、「物事の開始」について書いているその続きです。

前回は、位相法条件や人体星図から捉える感じ方とはまた別の、
世の中に出て行く、物事を開始するというときの、
陰占における型、陽占における傾向ということについてご説明しました。

陰占の命式というのは、
自分を取り巻く人間関係の縮図であるとともに、
自分が動いていく、その動いていく方向に応じた行動の型もまた示しており、
「世間に出て行くときの行動の型」、
「社会・世間に関わっていくときの行動の傾向」、
…というのを、その命式だけで捉えることが出来ます。

後天運によって修正・変更が加わることもありますが、
デフォルトの、基本設定的な行動のパターンは命式によって捉えることができるもので、

この命式にあるデフォルト設定は「良し悪し」ではなく、
「個性」として捉えるべきもの、
その「個性」を前提にそれをいかに活かしていくか、ということが望まれ、
それの「命式に刻まれた個性を活かす」ことこそが、「宿命を消化する」ということに他なりません。

そして、その行動を起こすときの「気持ち」を見るのが陽占で、
人体星図から、その行動に伴う「気持ち」を見ていく、ということについて前回は説明いたしました。

陰占と陽占のつながりというのは、
なかなかピンとこない、という方も多いのですが、
「行動と気持ち」をセットで捉えることができるようになると、
人物を捉えるときに圧倒的な立体感をもって感じ取ることができるようになります。

さて、本日は、有形の世界における本人の実力、
有形の世界における本人の社会性の捉え方についてご説明いたします。

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