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12/9 人体星図を構成する十大主星同士の「関係」から性質や生き方の傾向を捉える ③東方

昨日の続きです。

「人体星図のことは知っていますよ」
…と、思っている方も、
今回の人体星図の説明は、
「算命学を深めていく」、
「算命学の思考を無限に活用する」
…ということに役立つ思考なので、お付き合いくださいませ。

只今現在、説明しているのは、
人体星図を構成する十大主星同士の「関係」のみをもってその人物の「質」を捉える、
…ということですが、

これがなぜ、
算命学を深める、算命学を無限に活用する…ということに資するのかといえば、

その「関係」=「構造」が、
算命学の根本構造であり、算命学の理解においては、その根本構造の相似形があらゆるところに登場するからです。

陰占において日干が「剋される」と、
それは車騎星・牽牛星的に動かされる、忙しない活動になるといえますが、

陽占において中央の星が「剋される」と、
それも同じように動かされる、忙しなさのある性質を惹起しますし、

八門法において中央が西方に「剋される」場合、
それもまた、動かされる、稼働する、消耗する…といった動きが引き出されます。

あるいは、
他人との関係において、
自分が相手に「剋される」なら、
それは、自分が相手に「動かされる」、あるいは自分が相手の存在によって「駆り立てられる」という動きをすることにつながりますね。

つまり、ここで説明している
人体星図の確保意図の相生・相剋・比和の関係・構造は、
その相似形・フラクタル型が、算命学のいたるところに登場するので、
「算命学を深めていく」、
「算命学の思考を無限に活用する」
…ということにつながるといえるのです。

こうして書くと難解なようですが、
シンプルに、「関係・構造」を「人間関係」のように捉えると、
当たり前の日常の延長のようにそれを理解することが出来ます。

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