11/15 命式詳解⑤ 大運と年運の関係詳説、男系・女系の活躍場の違い、忌神の母の「本当の危険な点」
昨日の続きです。
安室奈美恵さんの命式詳解をとおしながら、
これまでの復習をあれこれと織り込んでおりましたら、ずいぶん長くなっていますが、
算命学というのは、
ぐるぐると螺旋のように同じところをめぐることが理解の深まりにつながっていく学問なので、 倦まず弛まず、 そして気長にお付き合いくださいませ。
さて、昨日は、「大運と年運の関係」から捉える「年運の現象」のところまで説明しました。
ちょっとピンとこないな…と感じた方もいたのではないかと思いますが、
そういう内容は、日を置いて見直すと腹落ちすることも多いので、
日をまたいで説明してみようと思い、
昨日の終わりにちらりと頭出ししたその内容の続きから、本日はご説明いたします。
そもそもの大運と年運について、改めて少し丁寧に説明すれば、
大運というのは、
自分の「夢の世界」から出てきて、10年ごとの人生のテーマをもたらす気運です。
自分の「夢の世界」 から出てくる、
…というのが何のことをいっているのかといえば、
大運が「月干支」という「夢(=人体星図の南方の星の元になる月干と自分のただいま現在の立地である月支)」から出てくることをいっています。
・・・・・
※大運の初旬が決まる仕組み
西暦奇数年生まれの男性は、月干支から逆回りで大運が展開し、
西暦偶数年生まれの男性は、月干支から順回りで大運が展開します。
女性の場合はこれが反転し、
西暦奇数年生まれの女性は、月干支から順回りで大運が展開し、
西暦偶数年生まれの女性は、月干支から逆回りで大運が展開します。
たとえば、1974年生まれで月干支が癸酉である女性の場合、
大運は、逆回りで展開するので初旬は壬申となり、逆回りで展開していきます。
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そして、
年干支は東方という公的現実世界、
日干支は西方という私的現実世界ですが、
月干支である中央は「私的想念の世界」となります。
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