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10/20 物事の開始において大事なこと③ 有形の現実を「開始する」ときに必要な自分の強さ

本日は、「物事の開始」における大事なこと…の続きについてご説明いたします。

このテーマは、この後、命式詳解に続くのですが、
その前の段階において、全体を概観してご説明しているところです。

一昨日は、「開始」のタイミングがいかに重要か、
その「開始」のタイミングには、現代の感覚からは想像できないような、
壮大な要素が織り込まれていることについてご説明しましたが、

本日は、そもそものその「開始」の時期に対峙する、
「自分」の状態も大事である、ということについてご説明いたします。

「開始」のタイミングが大事であるのと同様に、
「自分」の状態も大事である…といって、
ピンとこない方もおられるかもしれませんが、

算命学というのは、常に2つの要素を捉え、併せて物事を観ていくように出来ているわけで、
この「開始のタイミング」に対峙する「自分の状態」が、
その開始の良し悪しを占うための重要なポイントである、というのも、
この「常に2つの要素を捉え、併せて物事を観ていく」ことの一環です。

これは例えば、
人体星図をみるときに、気図との比較をしてその一致・不一致で人生のスムーズ度を観る、
人体星図をみるときに、五行の定位置との比較をもってその一致・不一致から、目立ちやすさを捉える、

あるいは、
結婚の安定感、継続性をみるときに、2人の命式における相性に加え、2人の結婚の時期もともに観て判断する、
この際、相性がいかに良くてもタイミングが悪ければ結婚を維持しにくく、
相性がいかに悪くともタイミングが良ければ結婚を維持することが出来る、

宿命的な要素と同じくらい、あるいは宿命的な要素と同様に、
後天運というのも重要で、その「2つを共に観る」ことが大事である、

…というようなことをこれまでも学んでまいりましたが、 それと同様のお話です。

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