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1/14 日干壬水の秋の守護神、冬に向かう季節の性質、三象格の守護神

壬水の守護神の続きです。

本日は、日干壬水の命式の秋の守護神、
月支が金性になる場合の日干壬水の命式における守護神の説明です。

壬水とは、海・大河・大湖という「大きな水」であり、

秋という季節においてその壬水が、
美しく、役に立つ海や大河であるために、どういう環境を備えていれば良いか?
…ということを考えていくのが守護神を捉えていくときの考え方です。

秋といえば、
「壬水=水性=冬に旺じる十干」にとっては、
だんだんと過ごしやすくなっていく、
だんだんと勢いが増してくる季節であり、

秋の十二支は、申金・酉金・戌土の3つですが、
それぞれ、
日干壬水と月支申金からは天貴星(9点)
日干壬水と月支酉金からは天恍星(7点)
日干壬水と月支戌土からは天堂星(8点)
…と、身強3星に次ぐ強さを持つ十二大従星が出てくる季節となります。

なお、「旺じる季節に向かう」
ということは「進気の季節」ということですが、
すべての日干(十干)が、進気の季節に「だんだんと勢いが増してくる」わけではありません。

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