見出し画像

6/22 陰占の命式を捉える際の旺相休囚死の考え方⑬「死の命式」と客観的・自然の先の逃げ道・活路

『旺相休囚死』の命式の続きにして、最後、
本日は『旺相休囚死』のうち「死の命式」の事例についてご説明します。

少し復習をすると、
『旺相休囚死』の各偏りは、

旺⇒比和
相⇒相生
休⇒洩気
囚⇒受剋
死⇒相剋

…の各気が、命式の6文字のうち、過半を占めるかどうか?をもって、判断し、
その各気の偏りがある場合に、どういう傾向があるのか?
…ということを説明しているのですが、

陽占の星のイメージとセットにすると、よくわかりません、という方がおられます。
陽占の星を加えると以下のとおり。

旺⇒比和⇒貫索星・石門星
相⇒相生⇒龍高星・玉堂星
休⇒洩気⇒鳳閣星・調舒星
囚⇒受剋⇒車騎星・牽牛星
死⇒相剋⇒禄存星・司禄星

こうしてみると、貫索星・石門星の「旺」は分かり安いですが、
相・休は無形の十二大従星を生み出しやすいけれど、有形の世界においてそこそこ強さがあり、
囚・死は有形の十二大従星を生み出しやすいけれど、有形の世界においては弱含みであって、

有形の十大主星は身強の十二大従星に支えられた方が良さがあり、
無形の十大主星は身弱の十二大従星に支えられた方が良さがある、
…と、学んできたこととギャップ・矛盾があるので、混乱する方も多いのだろうと思います。

けれど、そもそも意識できる世界を示す陽占と無意識のカタチを示す陰占は認識のギャップがあるもので、
切り分けて考えたほうが理解しやすいだろうと思います。

ここから先は

3,649字
この記事のみ ¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?