5/17 算命学を貫く「一極二元の構造」と、その構造により促される陰道占技想定法の理解
ここまで、陰道占技想定法のうち、3つの世界について説明しました。
いわゆるタレントや俳優など、芸能界に向く人物をつくるのはどういう環境か?どういう性質か?
何百年も前、ときにそれ以上前から継承されてきた芸能を担うことに向く人物をつくるのは、どういう環境か?どういう性質か?
そして、商業芸術の世界で活躍するのに向く人物をつくるのはどういう環境か?性質か?
…ということを学びましたね。
芸能界に向く人物というのは、「寂しさ」が極まる環境こそ必要でしたし、
伝統芸能に向く人物は「現代の常識を無視して伝統に埋没する」ことができる環境がその世界に邁進する人物をつくるのでした。
そして、商業芸術の世界で活躍する人物というのは、「自由に生きる」ことの先に出来上がるのでした。
…そうだったんですか?
と思う方も、もしかするとおられるかおもしれません。
というのも、そうはっきりとは書いていないので、
気付かなかった方もいるかもしれないからです。
けれど、上記のキーワードを念頭に、改めてそれぞれの世界で活躍する人物の陰的要素10項目、陽的要素10項目を振り返れば、
芸能界に向く人物をつくる陰的要素10項目、陽的要素10項目は、
いずれも「寂しさ」に通じていますし、
伝統芸能に向く人物をつくる陰的要素10項目、陽的要素10項目は、
いずれも「現代の常識を無視して伝統に埋没する」ことに通じています。
また、商業芸術の世界で活躍する人物をつくる陰的要素10項目、陽的要素10項目というのは、
すべて「自由に生きる」ことに通じていることに気づかれるだろうと思います。
これはつまり、
「寂しさ」というのは単にいきなり存在するのではなく、
「環境(陰的要素・陽的要素)」によって生まれ育まれるものであり、
「現代の常識を無視して伝統に埋没する」というのも、いきなりその質が出てくるのではなく、
「環境(陰的要素・陽的要素)」によってその在り方が確立するものであり、
「自由に生きる」という生き方も、いきなりその生き方に向かうのではなく、
「環境(陰的要素・陽的要素)」によって導かれるのだということです。
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